繁盛店する定食屋さんの伝票のウラに書かれたこととは?
2012年05月25日
ある繁盛店の定食屋さんで見かけた伝票のウラに書かれたこととは?
私には、たまに行くお気に入りの定食屋さんがあります。
自宅からは、クルマで30分くらいのちょっと遠めのお店なのですが、なぜか行ってしまうお店です。
お店の名前は、「キッチン米一」という、変わった名前なのですが、料理の美味しさはもちろん、店内のポスターや、メニューには、他の店とどこが違うのかを教えるメッセージが盛り込まれています。
書かれているメッセージを読むと、この店の経営者の誠実さや、本気で美味しい定食をつくろうとしている様子が伺えます。
店員さんは、30代から50代くらいの女性だけです。それも、やや素人っぽい感じの人たちで、変なマニュアル的な挨拶もなければ、儀礼的な追加注文の呼びかけもありません。
堅苦しくもなく、そわそわした感じもなく、極めてフツーの居心地で、いうなれば、昔あった気のいい定食屋のおばちゃんの若い頃の人たちが、たくさん居るって感じです。
先日、入院したいた頃から、うわごとのように「米一のから揚げ定食」を食べたいと言っていたいら家内を連れて、ランチに行きました。
伝票を置いていかれるのですが、この伝票のウラにも、店のこだわりメッセージが書かれていました。
───────────────────────────────────────────────────
米一の揚げ油は、体にやさしい米油を使用しています。お気づきでしょうか?
店内では相当数の揚げ物を使用しますが、油の回った臭いニオイが無いのに…
これが米油の特性です。
唐揚げ、トンカツ、えびフライ……油料理は好きだけど、コレステロールが気になってと、悩みの方、大丈夫です。
血中のコレステロールを下げる働きがある天然の植物油があるのです。
…それが米ぬかと米胚芽からとれる米油。
米一の油は、この米油をしています。
「安心です。」国内産100%の油は、米油だけです
───────────────────────────────────────────────────
食べ終わって、ホッと一息しているときって、ぼんやりしているのですが、ファミレスでは、丸められた伝票が、透明のアクリルスタンドに差し込まれてしまうので、裏面の読むなんてことはありません。
でも、この米一というお店では、さりげない仕草の中に、テーブルの上に、裏返して置いていく伝票の裏に、こんなメッセージがかかれています。
読んでいただくとお分かりのように、 「他の店の油のニオイと比べて…」という、差別化メッセージで、よその店を批判するような感じの悪い印象は一切なく、あくまで、「当店の特長は…」という独自化メッセージで表現されています。
このアイディアは、店内の壁に貼られているポスターや、メニューの表紙よりもはるかに目に留まるし、しかもじっくり読んでしまいます。
特に、カウンター席に一人で来られたお客さんは、目のやり場が無いだけに、書かれた伝票の文字をじっくり読んでいます。そして、記憶の中にインプットさせています。
このメッセージは、お客から投げ掛けられた「私は、どうしてこの店でご飯を食べなきゃいけないの?」という無言の質問に、十分に答えられるメッセージになっています。
「それは、どこの誰よりも、あなたの健康のことを気遣って作っているから…」という具合に。
最近は、このご時世に、3店舗もチエーン化がすすみ、勢いが止まりません。
この店に来て思うことは、もやは、品質が良いのは当り前で、伝え方の工夫が繁盛するかの瀬戸際だと感じました。
私には、たまに行くお気に入りの定食屋さんがあります。
自宅からは、クルマで30分くらいのちょっと遠めのお店なのですが、なぜか行ってしまうお店です。
お店の名前は、「キッチン米一」という、変わった名前なのですが、料理の美味しさはもちろん、店内のポスターや、メニューには、他の店とどこが違うのかを教えるメッセージが盛り込まれています。
書かれているメッセージを読むと、この店の経営者の誠実さや、本気で美味しい定食をつくろうとしている様子が伺えます。
店員さんは、30代から50代くらいの女性だけです。それも、やや素人っぽい感じの人たちで、変なマニュアル的な挨拶もなければ、儀礼的な追加注文の呼びかけもありません。
堅苦しくもなく、そわそわした感じもなく、極めてフツーの居心地で、いうなれば、昔あった気のいい定食屋のおばちゃんの若い頃の人たちが、たくさん居るって感じです。
先日、入院したいた頃から、うわごとのように「米一のから揚げ定食」を食べたいと言っていたいら家内を連れて、ランチに行きました。
伝票を置いていかれるのですが、この伝票のウラにも、店のこだわりメッセージが書かれていました。
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米一の揚げ油は、体にやさしい米油を使用しています。お気づきでしょうか?
店内では相当数の揚げ物を使用しますが、油の回った臭いニオイが無いのに…
これが米油の特性です。
唐揚げ、トンカツ、えびフライ……油料理は好きだけど、コレステロールが気になってと、悩みの方、大丈夫です。
血中のコレステロールを下げる働きがある天然の植物油があるのです。
…それが米ぬかと米胚芽からとれる米油。
米一の油は、この米油をしています。
「安心です。」国内産100%の油は、米油だけです
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食べ終わって、ホッと一息しているときって、ぼんやりしているのですが、ファミレスでは、丸められた伝票が、透明のアクリルスタンドに差し込まれてしまうので、裏面の読むなんてことはありません。
でも、この米一というお店では、さりげない仕草の中に、テーブルの上に、裏返して置いていく伝票の裏に、こんなメッセージがかかれています。
読んでいただくとお分かりのように、 「他の店の油のニオイと比べて…」という、差別化メッセージで、よその店を批判するような感じの悪い印象は一切なく、あくまで、「当店の特長は…」という独自化メッセージで表現されています。
このアイディアは、店内の壁に貼られているポスターや、メニューの表紙よりもはるかに目に留まるし、しかもじっくり読んでしまいます。
特に、カウンター席に一人で来られたお客さんは、目のやり場が無いだけに、書かれた伝票の文字をじっくり読んでいます。そして、記憶の中にインプットさせています。
このメッセージは、お客から投げ掛けられた「私は、どうしてこの店でご飯を食べなきゃいけないの?」という無言の質問に、十分に答えられるメッセージになっています。
「それは、どこの誰よりも、あなたの健康のことを気遣って作っているから…」という具合に。
最近は、このご時世に、3店舗もチエーン化がすすみ、勢いが止まりません。
この店に来て思うことは、もやは、品質が良いのは当り前で、伝え方の工夫が繁盛するかの瀬戸際だと感じました。
Posted by オタスケ沙悟浄 at 14:20│Comments(0)